ユマニテクプラザ

ユマニテクプラザの開所にあたって

大橋学園グループ 会長大橋 正行

この度、大橋学園グループの総力を結集して、近鉄四日市駅から徒歩3分の交通至便な場所にユマニテクプラザを開所いたしました。
ユマニテクプラザの基本理念は二つあります。一つは、70年余の歴史を有する大橋学園グループの職業技術教育のノウハウを生かした「時代の要請に応えられる有為な人材育成」であります。そしてもう一つは、ユマニテクプラザに結集している「三重大学北勢サテライト」、「東京大学三重サテライト」、「三重県産業支援センター AMIC」などの機能を十分活用した「産学官連携による知の拠点づくり」です。

一つ目の「時代の要請に応えられる有為な人材育成」ですが、ユマニテクプラザの2階を中心に、新たに教育センター「テクノグローバル」の授業をスタートいたします。ここではファクトリーオートメーション(FA)の中で重要な役割を担う、IoTやロボットのオペレーション、プログラミングなどを中心に学ぶことで、企業で期待されているFA人材の育成に努めてまいります。企業人材を中心に研修をしてまいりますが、将来的には別の建物で準備を始めている高校卒業生を対象とした工業系専門学校や他の工業系高校・高等教育機関の演習の場所としての活用も検討してまいりたいと考えております。二つ目の「産学官連携による知の拠点づくり」ですが、三重大学、東京大学、三重県産業支援センターと行政、産業界が緊密な連携を図りながら、様々な課題について協議・検討を行い、北勢地域のみならず三重県、名古屋大都市圏、そして日本の産業の高度化に資するような具体的な取り組みを展開していく予定です。また、大学院の講義やゼミが行われることにより、ビジネスパーソンの知的欲求に応えられる場にもなり得るものと考えております。毎晩夜9時頃まで明かりが煌煌とつき、多くの人が知的活動を展開するユマニテクプラザは産学官連携による知の拠点としての存在感を発揮してまいります。

また、知の拠点づくりを補完する機能として、3階を中心に貸研修室も用意しております。駅に近く、駐車場65台(月極を除く)という利便性と、収容可能人員も6名、20名、40名、100名と多様な研修室が計18室という魅力的な空間提供は多くの利用者を惹きつけるものと自負しております。今後とも大橋学園グループといたしましては、ユマニテクプラザの機能の充実に向けてたゆまぬ努力を続けてまいりますので、関係者の皆様のご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。

時代の要請に応えられる有為な人材育成

産業界を取り巻く環境が大きく変化する時代には、技術革新の動向を的確に把握するとともに、新技術の集合に適応できる人材の育成が重要となってきます。テクノグローバルでは、ロボットを配置した1階の演習室と各種実習ができる2階の研修室を有機的に活用した授業を提供します。

『第4次産業革命に対応できるファクトリーオートメーション』

  • IoT、ビッグデータ、AI、ロボットなどの新技術の集合に対応できる人材
  • 教育センター「テクノグローバル」で教育・育成

『IoT・ロボットのオペレーション』

  • 安心・安全・安定操業
  • 熟練者の技の継承

『IoT・ロボットのプログラミング』

  • 新しいトレンドの見極め
  • 変化と進化に柔軟に対応

『企業人材の研修』

  • 企業ニーズに即応した、短期集中のリカレント教育コースの提供

『企業の即戦力養成の役割』

  • 座学だけでなく演習中心のカリキュラムによる実践力の体得
  • 企業活動に貢献できるマルチ人材の育成

Humanitec TOPIC

『教育センター「テクノグローバル」』

大通りに面したガラス越しに見える異次元空間。
最先端の産業用ロボットたちが小気味よく動き、
ネットワーク上にデータが行き交い処理されていくI o T の世界が広がります。

産学官連携による“知の拠点”づくり

大橋学園グループの総力を結集して、近鉄四日市駅から徒歩3分の交通至便な場所にあるユマニテクプラザを開所。毎日夜9時まで明かりが煌煌とつき、多くの人が知的活動を展開するユマニテクプラザは産学官による知の拠点として存在感を発揮してまいります。

三重大学『北勢サテライト「知的イノベーション研究センター」』

  • 北勢地域の産学官連携により地域課題の抽出、解決方法の社会実装の実施
  • 北勢地域から世界を変えるイノベーションの創出

東京大学『三重サテライト』

  • ビッグデータを瞬時に処理するデータプラットフォームの構築
  • 地域のニーズに対応した科学技術イノベーションの実現

三重県産業支援センター

  • 高度部材イノベーションセンター(AMIC)の運営
  • 中小企業の技術課題解決や人材育成等の支援

ユマニテクプラザにおいて

  • 大学サテライト・産業支援機関と企業そして行政との役割分担・役割連携
  • 日本の産業の高度化等に資する新たな仕組みづくりを積極的に展開

ユマニテクプラザには

  • 知の拠点づくりを補完する機能としての『多種多様な貸研修室の充実』

Humanitec TOPIC

『知の拠点の存在感』

毎晩夜9 時まで明かりが煌煌とつき多くの人が集い、学び、議論する場となるユマニテクプラザは、
まちづくりのうえでも今後大きな存在感を発揮することとなります。